自動運転AIのためのデータベース作成

 

自動運転AIを完璧にするためには,あらゆる運転状況のデータベース作成が必要と聞く。

 

 全くの素人考えですが,

 

無線でつながったドライブレコーダーを無料で配ってデータを収集すればいいんじゃないか?

 

なぜ,だれもやらないんだ?

 

個人情報の問題?

 

 

大学教育は生き延びられるのか?

 

blogos.com

 

一部抜粋

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私が在職中にとった統計でわかったことは「シラバス通りに授業をしているかどうか」ということと学生の授業満足度の間には統計的に有意な連関がないということでした。それ以外のすべての質問は学生の授業満足度と相関がありました。「時間通りに授業を始めるか?」とか「板書が見やすいか?」とか「十分な準備をして授業に臨んでいるか?」といった問いは満足度と相関していました。でも、全部の質問の中でただ一つだけ何の相関もない質問がありました。

それが「シラバス通りに授業をしているか?」です。学生たちはシラバス通りに授業が行われることに特段の重要性を認めていない。それはアンケートの統計的処理の結果でも、僕の教壇での実感でもそうです。

だから、「シラバスを細かく書け」という文科省からの命令を僕は無視しました。だって意味がないんだから。いやしくもこちらは学者です。論理的にものを考えるのが商売です。シラバスを事細かに書くと授業効果が上がるということについて実証的根拠があるなら、それを示してくれればいいだけの話です。それを示さずに、もっと細かく書けとか英語で書けとか同僚の教員同士でチェックし合えとか、どんどん作業を増やしてきたのです。

僕が教務部長のときにうちの大学のシラバスに「精粗がある」という理由で助成金の減額が告げられました。これは教育行政として自殺行為だと僕は思いました。

シラバスを書かせたかったら「それには教育効果がある」という理由を示せばいい。何の教育効果があるのか命令している文科省が知らない作業を現場に頭ごなしに命令して、違反者に処罰を課す。それも「助成金の減額」という「金目の話」に落とし込んできた。僕はこれを「教育行政の自殺」だと言ったのです。仮にも大学教育ですよ。

文科省は「大学の教員というのは『金を削る』と脅したら意味がない仕事でも平気でやる生き物だ」という人間観を公然と明らかにしているわけです。財務省あたりが言うならわかりもするが、教育行政を担当する省庁が「人間は金で動く」という人間観を本人も信じ、人にも信じさせようとしていることを少しは恥ずかしいと思わないのか。まことに情けない気持ちがしました。

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文科省にたてつくと,運営交付金(私学は助成金)を減らされるというのは,本当の話。

 

なんだかんだ,いろいろ文句を付けてきて,はっきりとは交付金を減らすとはいわないが,こちらは忖度するしかない。

 

別件だが,不祥事があると交付金は減らされる。(懲罰?)

 

内田先生は,アドリブ上等の高級漫談みたいな授業だったんだろうな。それはそれで面白いと思うけど。

 

シラバスをほとんどの学生は見てないのは確かである。特に理系はカリキュラムがほぼ決まっており,選択科目の自由は正直あまりない。

ただ,どんな授業をするかの,簡単な内容ぐらいはあったほうがいいかなとは思う。

 

シラバスの書き方はかなり細かく注文があり,こんな項目いるのか?とは思っている。(この辺のおかしさはまた紹介したい)

 

内田先生が助成金を減らされた神戸学院大(でしたか?)のシラバスってどんなもんだったんだろうか?

 

 

 

超リアルなCG女子高生 AIは彼女に魂を宿すか?

 

business.nikkeibp.co.jp

 

www.youtube.com

 

私はゲームは全然しないのですが, この技術の将来の着地点(ゲーム以外で)はいったいどんなものなのか?

 

最近,「AIの彼女とアニメを一緒に見て,感想を語り合いたい」ってのを某匿名日記サイトでみたが,そんなかんじ?

 

ホテルなどの定型受付業務には使えそうかな(もっとも,現状は人を雇った方がはるかに安価な訳わけですが)

 

外見はかなりリアルに近づいているが,中身(人間並みのAI)はまだまだむずかしいだろう。

 

外見も,動画をあら探しで見てみると,髪の毛の動きが不自然かな。

 

しかし,この最先端技術を使って,17歳JKをつくってしまうあたり,日本らしい。いや,褒めてますよ。(笑)

 

以下,記事の中で気になる文章を拾ってみた。

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伝統的に日本のゲームは、技術よりもゲームデザインを重視してきました。簡単に言えば、非常にクオリティーの高いお化け屋敷を作って遊べるようにする感じです。キャラクターは高度なことをしなくてもいい。作り手と遊び手がゲーム特有の「作法」みたいなものを共有しているので、キャラクターが多少不自然なことをしても、「ゲームだから」と受け入れてくれるんです。例えば、キャラクターが真正面から攻撃してきても、許してもらえるというところがあります。

 

海外のゲームは逆に、ゲームデザインは不器用だけれど、技術は早くから高度なものが使われていました。世界を丸ごとゲームに取り込んで再現する発想なんです。AIをゲームに取り入れたのもその流れ。欧米では日本のようなゲームの作法は理解してもらえない。敵が毎回前からやってくるなどという、現実にはあり得ないようなことは受け入れられないんです。

 

このように、文化によってAIに対する温度は異なります。そもそも「知能」の捉え方からして、国や宗教によって異なりますから。


日本では、何にでも命が宿っているという感覚が一般的だと思います。「初音ミク」にも、「たまごっち」にも、命や知能があると認める人は少なくないですよね。他方、欧米では宗教的な価値観が強く、「神>人間>機械」という序列が厳然として存在します。本来知能がないものに、知能が宿っていると認めることのハードルは非常に高い。

 

僕から見ると、AIの技術はまだまだ。CGのほうがかなり先を行っていると感じます。人間の脳って神経細胞ニューロン)が1000億個超あるといわれるけれど、今、ディープラーニングでシミュレーションできているのは、たかだか数千程度のレベル。僕がやっているゲーム用AIはさらにその下で、レベルがあまりに違います。

 

Sayaは瞳の力が強いですね。人間って、自分を見てくれる、理解してくれる、覚えてくれる相手に愛着を持つものです。

 

 

 

 

経営者目線で見る

「日本の労働システムは腐っている!日本しね!」って思っている人,多いと思います。

 

そこで若い人にお勧めしたいのが,何事も「経営者目線で見る」ことです。

 

自分が苦労して稼いだお金で人を雇うと,労働に対する考え方が変わってきます。

 

学生時代に,小さくてもいいから起業して,自分で稼いだお金で人を雇ってみましょう。(ただしクラウドファンディングはだめ,あれは所詮,寄付。自分で汗水たらして稼いだ金じゃない)

 

ちゃんと払った給料に見合う成果を出してくれないとチョー腹が立ちます。

 

逆に,どう振る舞えば経営者に気に入られるかわかりますよね。別に社畜になれといっているわけではありません。

 

何事も「経営者目線で見る」ことで,社会でうまく立ち回ることができるのではという提案です。

 

これの正反対の思想が労働組合です。私も一介のサラリーマンですが,正直,「経営者目線で見る」習慣がついてしまうと労働組合の思想が馬鹿らしくなります。そう言いながら,去年まで職場の組合委員長してましたが(笑)

 

 

 

大手自動車メーカー、期間従業員の無期雇用を回避

 

日本を代表する企業であるトヨタやホンダなどが,労働契約法の「5年ルール」を悪用して,期間従業員の無期雇用を回避するというニュース。

 

ところで,期間従業員の人たちは,半年間のクーリングオフ期間は無給なんだろうか?派遣会社が別の仕事を斡旋する?別会社に転籍して同じ仕事をするのか?まさか雇い止めでクビはないだろうし。

 

いずれにしても,つじつま合せだよなぁ。

 

www.huffingtonpost.jp

無期雇用労働者を増やすはずの「改正労働契約法」がなぜ「5年有期雇い止め促進法」になってしまうのか

 

2013年4月施行の「改正労働契約法」で「勤続5年を越えた有期雇用労働者を無期雇用に転換できる」と決められました。しかし,実際は「有期雇用労働者を無期雇用にしたくないので,5年以内で雇い止めにする」法律になってしまいました。まさに本末転倒!有期雇用者は,だいたい4月契約1年任期なので,2018年3月末に日本じゅうで大量の雇い止めが発生します。これを「雇い止め2018年度問題」という。

 

私の研究室で雇っている実験補佐員の人が今年の12月で,5年になってしまいます。

大学のルールでは「雇い止め」。ただし,半年間のクーリングオフ期間を経れば再雇用できる。

こっちは外部資金をもらって,成果を出すべく研究しているのに,半年も休まれたら困るんだけどなぁ。すぐに替わりは見つからないし。

民主党時代の政策らしいが,どうにかならんのか(怒)

まさに改悪労働契約法だな。

河野太郎さん,お願いだから文科省になんか言ってくれないか,外務大臣だからもう無理かな?

 

*2013年の時点ですでに問題提起されている ↓

 

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