マイナー誌とノーベル賞

ネットで調べているとBBRCが数日?でアクセプトっていうのは結構あるみたいですね。

 

別件ですが,以下のような記事を発見。大隅先生のオートファジーやユビキチンの初期の研究はFEBS Lett やBBRCのようなマイナー誌に出ているんだと驚きました。

 

大隅博士は、この酵母システムを縦横無尽に駆使して、約15個のオートファジー遺伝子の単離に成功したのである(論文2)。FEBS Lettに発表した論文(2)が、事実上のノーベル賞論文であると私は思っている。A. Ciechanover教授が師匠であるA. Hershko教授らと一緒に「ユビキチンがタンパク質分解のシグナル分子である」ことを発見したノーベル賞論文は、1978年に発表されたBBRC論文である。タンパク質分解の歴史に永く刻印され続けることが約束された二つのノーベル賞論文が、FEBS LettとBBRCというマイナー誌であったことは、あまりにも斬新な発見は、当時の権威ある研究者たちに受け入れなかったことを示唆しており、これは独創性の一つの象徴であると私は思っている。

http://www.jscb.gr.jp/jscb/contribution/contribution.html?vol_id=223&no=6&id=32

BBRC, 投稿11日目でアクセプト!

 

 この研究は,実験を始めてすでに5年以上たち,そろそろどこかへ発表しなければいけない研究だった。とりあえず,できるだけ早く(できれば2017年のうち)発表したかったので,早いと噂に聞くBiochemical and Biophysical Research Communications(BBRC)誌に投稿した。

 そうしたらめでたいことに,なんと投稿11日目でアクセプト!

 論文でアクセプト(受理)を得るには,普通なら早くて3カ月,長ければ1年なんて事がある。

 BBRCはエディターがOKをだしたら,即アクセプトらしい。判断が微妙なら,査読に回すのだろうか?

 リバイスなしでアクセプトなんて初体験。

 

Dear Dr. X,

We are pleased to inform you that your manuscript referenced above has been accepted for publication in Biochemical and Biophysical Research Communications.

This paper shows that XXXX and XXXX.

Overall of high general interest and well prepared.


Many thanks for submitting your fine paper to Biochemical and Biophysical Research Communications.

With kind regards,

X X Ph.D.
Editor
Biochemical and Biophysical Research Communications

「教育困難大学」に集まる主体性ゼロの学生達

toyokeizai.net

 

前記事の関連で。

 

その人の能力

= まじめさ X その人のもってるポテンシャル(知力,体力)

 

だと思う。

 

まじめな学生が意外にできないのはよくある。一方,不まじめでサボりの学生が実は地頭はバツグンだったりする。

 

 

「なんで勉強しなきゃいけないの?」と子供に聞かれたら、こう答えよ

gendai.ismedia.jp

少し前の記事だが,ちょっと気になったので記録する。要約は下に。

おおむね,同意。話はすごく面白い。

 

勉強して成績を上げることだけが目的になっている人は,燃え尽き易いとは思う。

 

しかし,はてブのコメント欄では

「内容は面白いんだけど、これで勉強やる気になる子は「なんで勉強しなきゃいけないか」なんて聞いてこないだろ。」という趣旨のものが多い。

 

高偏差値大学(65~)のしかも理系へ進むような子限定の話かな?

 

大多数の平均的な若者は,魔法(例えば本文にあるスマホなど)をすでに使えているし,それ以上高度な魔法を望んでいない(というか想像が出来ない)。

 

著者の略歴を見ると,東大法卒でマッキンゼー勤務,今は投資家として活躍しながら,京大で教えているらしい。

 

この人は自分自身で,実際に何か魔法を作り出したことがあるのでしょうか?

 

いわゆるコンサルタント論法のような気がしてしまうのは,あまり受験勉強が得意でなかった主のひがみでしょうかね。(笑)

 

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・なぜ勉強はつまらないか?

みなさんは、こんな疑問を抱えているのではないでしょうか。

「どうして勉強しなくちゃいけないんだろう?」
「なんで学校に行かないといけないんだろう?」
「理科や数学の知識が、社会に出てなんの役に立つんだろう?」

 

レンガを積み上げて建物をつくっている場面を想像してみてください。このとき、あらかじめ「レンガを積み上げて、家をつくろう。完成したらみんなで暮らそう」と言われていたら、それなりにやる気も出ます。

でも、なんのためにレンガを積み上げているのか、誰も教えてくれなかったとしたら、どうですか? いつ終わるかもわからず、なぜ自分がやらなきゃいけないのかも教えてもらえない。かなりつらい作業になりそうですよね。

勉強だって同じです。

みなさんは、勉強そのものが嫌いなのではありません。

勉強という、「やる意味がわからないもの」をやらされることが、嫌いなのです。


・学校では「魔法」を学んでいる

日本とアメリカを結ぶ大型旅客機の重量は、150トン以上です。そんな鉄のカタマリが空を飛ぶなんて、どう考えても「不思議なこと」ですよね?

 

馬が引っぱっているわけでもないのに、鉄のカタマリに油(ガソリン)が積んであるだけなのに、馬よりもずっと速く走る。しかも鉄は、石(鉄鉱石)からつくられている。要するに自動車って、石と油で走っているんですよ?


もしもちょんまげ姿のお侍さんがいまの日本にタイムスリップしたら、どうなるのか? 江戸時代の人から見て、いまの日本はどんな世界に映るのか?

きっと彼は、恐ろしい「妖術の国」に来てしまった、と腰を抜かすでしょう。

 

いま、みなさんがあたりまえに暮らしている21世紀は「魔法の国」だということ。

そしてみなさんは、学校という場所で「魔法の基礎」を学んでいること。

どんな大発見や大発明も、すべては学校で学ぶ知識をベースに成し遂げられてきました。国語、数学、理科、社会、そして英語。これらはすべて、みなさんがあたらしい未来をつくっていくための「魔法の基礎」なのです。

 

勉強の目的は、いい高校や大学に合格することでも、いい会社に就職することでもありません。もっと大きな、もっと輝かしい未来をつくるために、勉強しているのです。

学校は、未来と希望の工場である。そんなふうにいってもいいでしょう。

 

 

いいえ、トムは妹に対して性的な興奮をおぼえています

www.youtube.com

世界中みんな 「お兄ちゃん」って呼ばれたいの

老若男女 そういう時代

誰にもいえないで 隠してたけれど

分かってくれるなら あんたに言うよ