超リアルなCG女子高生 AIは彼女に魂を宿すか?

 

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私はゲームは全然しないのですが, この技術の将来の着地点(ゲーム以外で)はいったいどんなものなのか?

 

最近,「AIの彼女とアニメを一緒に見て,感想を語り合いたい」ってのを某匿名日記サイトでみたが,そんなかんじ?

 

ホテルなどの定型受付業務には使えそうかな(もっとも,現状は人を雇った方がはるかに安価な訳わけですが)

 

外見はかなりリアルに近づいているが,中身(人間並みのAI)はまだまだむずかしいだろう。

 

外見も,動画をあら探しで見てみると,髪の毛の動きが不自然かな。

 

しかし,この最先端技術を使って,17歳JKをつくってしまうあたり,日本らしい。いや,褒めてますよ。(笑)

 

以下,記事の中で気になる文章を拾ってみた。

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伝統的に日本のゲームは、技術よりもゲームデザインを重視してきました。簡単に言えば、非常にクオリティーの高いお化け屋敷を作って遊べるようにする感じです。キャラクターは高度なことをしなくてもいい。作り手と遊び手がゲーム特有の「作法」みたいなものを共有しているので、キャラクターが多少不自然なことをしても、「ゲームだから」と受け入れてくれるんです。例えば、キャラクターが真正面から攻撃してきても、許してもらえるというところがあります。

 

海外のゲームは逆に、ゲームデザインは不器用だけれど、技術は早くから高度なものが使われていました。世界を丸ごとゲームに取り込んで再現する発想なんです。AIをゲームに取り入れたのもその流れ。欧米では日本のようなゲームの作法は理解してもらえない。敵が毎回前からやってくるなどという、現実にはあり得ないようなことは受け入れられないんです。

 

このように、文化によってAIに対する温度は異なります。そもそも「知能」の捉え方からして、国や宗教によって異なりますから。


日本では、何にでも命が宿っているという感覚が一般的だと思います。「初音ミク」にも、「たまごっち」にも、命や知能があると認める人は少なくないですよね。他方、欧米では宗教的な価値観が強く、「神>人間>機械」という序列が厳然として存在します。本来知能がないものに、知能が宿っていると認めることのハードルは非常に高い。

 

僕から見ると、AIの技術はまだまだ。CGのほうがかなり先を行っていると感じます。人間の脳って神経細胞ニューロン)が1000億個超あるといわれるけれど、今、ディープラーニングでシミュレーションできているのは、たかだか数千程度のレベル。僕がやっているゲーム用AIはさらにその下で、レベルがあまりに違います。

 

Sayaは瞳の力が強いですね。人間って、自分を見てくれる、理解してくれる、覚えてくれる相手に愛着を持つものです。