無期雇用労働者を増やすはずの「改正労働契約法」がなぜ「5年有期雇い止め促進法」になってしまうのか

 

2013年4月施行の「改正労働契約法」で「勤続5年を越えた有期雇用労働者を無期雇用に転換できる」と決められました。しかし,実際は「有期雇用労働者を無期雇用にしたくないので,5年以内で雇い止めにする」法律になってしまいました。まさに本末転倒!有期雇用者は,だいたい4月契約1年任期なので,2018年3月末に日本じゅうで大量の雇い止めが発生します。これを「雇い止め2018年度問題」という。

 

私の研究室で雇っている実験補佐員の人が今年の12月で,5年になってしまいます。

大学のルールでは「雇い止め」。ただし,半年間のクーリングオフ期間を経れば再雇用できる。

こっちは外部資金をもらって,成果を出すべく研究しているのに,半年も休まれたら困るんだけどなぁ。すぐに替わりは見つからないし。

民主党時代の政策らしいが,どうにかならんのか(怒)

まさに改悪労働契約法だな。

河野太郎さん,お願いだから文科省になんか言ってくれないか,外務大臣だからもう無理かな?

 

*2013年の時点ですでに問題提起されている ↓

 

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